2018年6月12日〜8月2日(52日間)
日本→フランス→ポルトガル→ロシア→イスラエル→モロッコ→スペイン→日本
パリSGスタジアム見学で体を温めたあとは、いよいよ本格的な旅のスタート。
本来はロシアW杯が第1目的地の予定でしたが、急遽ポルトガルに予定変更。その理由はただ一つ。
ビーチサッカー日本代表の試合があるから。
ビーチサッカーのためにポルトガル入り
6月13日夕方、ロンドンから移動してきた友人ナナ氏とリスボン空港で合流。
「ポルトガル一緒に行かへん?」の軽い誘いに即答OK。フットワーク軽すぎて助かります。
フットサル部のチームメイトであり、チームの“母”のような存在。
彼女の情報収集力は右に出る者なし。旅のあらゆる場面で頼りになりました。
Costa da Caparicaへ移動
バスとフェリーを乗り継ぎ、大会会場のあるコスタ・ダ・カパリカへ。



事前に大会のロケーションチェック。
地図を片手に、宿のスタッフに教えて貰った道を進みます。

ところが案内された先は…
まさかの芝スタジアム!?
道中に見かける大会ポスターにワクワクしながらたどり着いたのは、まさかの芝スタジアム。



「絶対ここちゃうやん」と突っ込まずにはいられません。
結局、自力で本当の会場を探し当てました(こういうことも旅の醍醐味)。

設営中のビーチスタジアムのすぐそばでは、冷たい海で海水浴を楽しむ地元の人たち。



夏のポルトガルを肌で感じる瞬間でした。
大会初日(6月15日)
セキュリティチェックは厳しめ。ペットボトルの蓋、未開封のお菓子、マイボールまでもNG。(そりゃボールはダメか)
「これ絶対捨てやんといて!」と英語が通じているか怪しいままボールをゲート横に結びつけ、猛ダッシュで入場。
なのに案内された席は端っこ!
納得できず、トイレに行くふりをして別ルートから再入場。無事正面の席を確保。
大会参加国は、日本・ポルトガル・スペイン・メキシコの4ヶ国。
日本代表メンバー
監督 | ラモス 瑠偉 |
コーチ | 牧野 真二 |
GK 1 | 照喜名 辰吾(琉球エリスリナ) |
GK 12 | 河合 雄介(東京ヴェルディBS) |
FP 8 | 小牧 正幸(ヴィアティン三重BS) |
FP 5 | 飯野 智之(東京レキオスBS) |
FP 11 | 後藤 崇介(東京レキオスBS) |
FP 9 | 山内 悠誠(東京ヴェルディBS) |
FP 10 | 茂怜羅 オズ(東京ヴェルディBS) |
FP 6 | 奥山 正憲(Loewe Yokohama) |
FP 3 | 松岡 翔太(アヴェルダージ熊本BS) |
FP 7 | 大場 崇晃(東京ヴェルディBS) |
ウォーミングアップを始める選手たち


暑い日差しが照りつける中、12:30 キックオフ。相手は強敵スペイン。



試合は、奥山選手のゴールで食い下がるも、1−6で敗戦。しかも1点はオウンゴール。
初戦は厳しい結果に。
落ち込んでいた私たちの元に、ラモス監督が観客席まで来て「応援ありがとう」と声をかけてくれました。

かなり報われました。
試合終了後、会場近くのレストランで遅めのランチをとりながらビーチサッカー談義。
「写真撮ってください」とお願いをしたら、インカメでちゃっかり自分も入ってくるパキスタン人ウェイター。

大会2日目(6月16日)
試合前に軽くランチを食べて街を散策。



第2戦の相手は地元・ポルトガル。




この試合、かなり面白い展開に。
後藤選手のハットトリックで延長戦にもつれこむ大接戦。


結果は惜しくも敗北でしたが、超エキサイティングなゲームでした。
試合終了後、選手に声をかけると、みなさん笑顔で対応してくれました。感謝しかありません。

「大阪オゾン層破壊されてますね」と日焼け具合を突っ込まれる一幕も。(たしかに選手並に黒い。)


ポルトガル最後のディナーは会場近くのハンバーガー屋さんにて。

大会最終日(6月17日)
ナナさんとはここでお別れ。

最後の対戦相手はメキシコ。

今日はひとりで観戦…と思いきや、昨日仲良くなったポルトガル親子が隣の席に呼んでくれて、一緒に全力応援!

トモダチになった印にサムライブルーのシリコンバンドをプレゼントするととても喜んでくれました。
代表メンバーも気合を入れ、試合前に円陣。

頑張れ日本!



奥山選手、小牧選手、そして後藤選手のゴールで快勝。

今大会初の勝ち星です。結果は3位。
後藤さんは得点王に輝きました。

ポルトガルまで来た甲斐があった楽しい大会でした。
