【イスラエル旅行記5】嘆きの壁と岩のドーム|三大宗教の聖地を歩く

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2018年6月12日〜8月2日(52日間)
日本→フランス→ポルトガル→ロシア→イスラエル→モロッコ→スペイン→日本

エルサレム旅行記④までは、イエス・キリストにまつわるキリスト教の聖地を中心にご紹介してきましたが、エルサレムは決してキリスト教だけの都市ではありません。

実はこの地は、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教という世界三大宗教の聖地が集結する、唯一無二の場所。

今回はその中でも、ユダヤ教とイスラム教に関する2つの象徴的なスポットをご紹介します。

嘆きの壁(Western Wall)|ユダヤ教の聖地


ユダヤ教徒にとって最も神聖な場所のひとつが、この嘆きの壁(Western Wall)。

かつてこの地には、ユダヤ教の神殿「エルサレム神殿」が建てられていました。

しかし、紀元70年のユダヤ戦争の際、神殿はローマ軍によって破壊されてしまい、現在残っているのは西側の外壁部分のみです。

そのためユダヤ人たちは、この壁の前で神に祈りを捧げ、神殿の再建を願ってきました。

壁の前には多くの信仰者が集まり、祈りを捧げています。

男性と女性では祈るスペースが分けられており、男性は「キッパ」と呼ばれる小さな帽子を着用します。

街中では、キッパ専門のお店も。伝統的なデザインからカラフルなものまで、実にさまざま。

岩のドーム(Dome of the Rock)|イスラム教の聖地


そして、こちらがイスラム教の聖地「岩のドーム(Dome of the Rock)」です。

イスラム教の預言者ムハンマドが、天馬に乗って天へ昇った場所とされており、黄金のドームは遠くからでもひときわ目を引きます。

壁面には、美しい幾何学模様のタイル装飾が施されています。

裏手には「鎖のドーム」と呼ばれる小さな建物も。

そして真正面には、イスラム教の礼拝堂「アル・アクサ・モスク」もあります。

これらがあるのが「神殿の丘」と呼ばれるエリア。

訪れるには厳重なセキュリティチェックを受け、写真のような長い木造の橋を渡る必要があります。

また、入場できる時間帯も決まっているため、事前に公式情報をチェックしておきましょう。

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