2007年8月。大学2年の夏休み、人生初の“ひとり旅”に出発しました。
大学入学後、毎日英語漬けの生活。
「どれくらい通じるようになったんだろう?」
そんな思いから、ひとりで海外に行ってみようと計画。
色々と調べているうちに、
現地集合・現地解散、滞在中の宿泊費や食費がカバーされる“国際ボランティア”の存在を発見。
国際ボランティアNGO・NICE
(1990年設立。国内外90か国以上でワークキャンプを実施)
このプログラムでは、世界中から集まる参加者と一緒に活動できます。
英語を実践するチャンスにもなり、費用を抑えて長期滞在が可能。
これはもう、使わない手はない!
行き先を決めるにあたり、私が掲げた条件は次の4つ。
- 行ったことのない国
- 英語がある程度通じる国
- 治安が比較的安定している国
- サッカーが楽しめる国
この条件にぴったり当てはまったのが、ドイツでした。
関空からフランクフルト空港へ。
ボランティア開始の前に、数日間の観光タイムを確保しました。
選んだ観光地は、フランクフルトからも行きやすい人気スポットBacharach(バッハラッハ)。
人口約2,000人。ライン川沿いの小さな街・バッハラッハには、
高台の古城を改装したユースホステルがあり、バックパッカーに大人気の場所です。
フランクフルトから電車でマインツを経由し、約1時間。
運賃は20ユーロ前後。
その有名なユースホステルを目指して、
石畳の坂道をえっちらおっちら登ります。

スーツケースは正直しんどそうだったので、バックパック推奨。
歩くこと約20分。ようやく到着!


このユースホステルは、かつての「シュターレック城」を改装したもの。
ヨーロッパらしい雰囲気たっぷりのお城に実際に泊まれる、貴重な体験です。
お城のテラスからは、ライン川を一望できます。

「古城に泊まる」なんて、なかなか味わえない経験。
童話の世界に入り込んだような気分になりました。
ドイツを旅する機会があれば、ぜひバッハラッハに立ち寄ってみてください。