
聞いて聞いて!今度南米に行くんだ〜♩



それはいいね!もう予防接種は受けた?



予防接種?それって絶対必要なの?



国によっては、入国時に予防接種証明書(イエローカード)が必要なんだよ。たとえ不要でも、自分を感染症から守るため、周囲の人への二次感染を防止するためにも、ワクチン接種は大切だよ。



えっ、知らなかった……。



日本と違って、海外では感染症リスクが高い場所もあるからね。まずは厚生労働省検疫所(FORTH)で、自分の行き先に必要なワクチンを調べてみよう!



調べたら、黄熱病の証明書が必要な国だった!急いで病院に行かなきゃ!



大阪だと、黄熱病ワクチンが打てる施設は2箇所だけ!しかも完全予約制だから、厚生労働省大阪検疫所で予約方法を確認してね!
大阪で黄熱病の予防接種を受けられる場所
- 大阪市立総合医療センター
- りんくう総合医療センター
※2019年9月24日をもって関西空港検疫所での黄熱の予防接種は終了しました。
現在は「りんくう総合医療センター」で受けられます。
予約方法
1.仮予約の電話
大阪市立総合医療センターでは、黄熱病ワクチンの接種日が週2回(月・木)に設定されています。
黄熱病の証明書は接種10日後から永年です。
つまり、少なくとも入国する10日前には予防接種を済ます必要があります。
証明書が必須となる国に渡航される方や渡航日の近い方が最優先に接種できるように
予約時に渡航スケジュールを確認してくれますが、
間に合わない事態になると困るので余裕を持って早めに申し込みましょう。
まずは電話で仮予約。聞かれたことはこちら:
- 氏名(漢字とパスポートのローマ字)
- 住所、生年月日、年齢、電話番号
- 渡航先、渡航日
- 最近の予防接種歴
- 他のワクチンの接種希望有無
黄熱の予防接種後28日間は他の予防接種が出来ません。
また、他の予防接種を接種した後は、一定間隔を空けなければ黄熱の予防接種は出来ません。
以下の事項に当てはまる方も接種ができない可能性があります。
- 鶏卵、鶏肉、ゼリー(ゼラチン)のアレルギーのある方
- 妊娠中及び妊娠の可能性のある方
- 生後9か月未満の乳児
- 副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤等の免疫に関わる薬を服用されている方
2.本予約の電話
2日後に検疫所から電話があり、希望日で予約が取れました。
当日の持ち物も案内されました。
- パスポート
- 健康保険証
- 収入印紙(17,680円分)
- 診察券(受診歴のある人)
「小さな郵便局では10円単位の収入印紙の取り扱いがないので、大きな郵便局に行って下さいね。
お釣りはでませんのでご了承ください」とのこと。
3.収入印紙の購入
収入印紙は「10円単位」で揃える必要があります。
地元の郵便局にはなかったので、大阪中央郵便局(北区)へ。


ちなみに、パスポートセンターにもあるかもと思い電話で確認したところ、最小単位は50円でした。
お釣りが出なくてもいいのならパスポートセンターで購入するのも選択肢の一つです。
大阪市立総合医療センターへの行き方
大阪市立総合医療センターへのアクセス:
- Osaka Metro(谷町線)都島駅 2番出口から西へ徒歩3分
- JR西日本(大阪環状線)桜ノ宮駅 東出口から北へ徒歩7分
- 大阪シティバス「総合医療センター前」下車
Osaka Metroの都島駅から向かいました。


2番出口をあがり、ファミリーマートを目印に、案内板に従って進めばOK。


総合受付カウンターの番号札発券機はひかず、
黄熱ワクチン受付の紙が置いてあるカウンターでスタッフの方に声をかければ大丈夫です。


当日の流れ
1階で受付。保険証提示。診察券発行のため用紙記入。
渡された用紙を持って2階で受付。
黄熱病用の部屋に入室。用紙記入。検温。計6名のグループでした。
(熱がある方、体調不良の方は、予防接種が受けられない可能性があります)
予防接種費用(収入印紙)の支払い。受領書の受取り。
担当医師より予防接種について説明。
部屋を移動し、順次予防接種。
(5番目に呼ばれ)予防接種
さきほどの部屋に戻り、予防接種証明書の受取り。
健康状態を確認するため、30分待機。(病院の外に出てはいけませんが、病院内であればOK)
帰宅
イエローカードは永年有効。ラミネートは国によっては無効扱いされるので、折るだけにしましょう。
再発行は手数料がかかるので失くさないように。
担当医からのアドバイス|感染症予防と虫よけ対策
予防接種を受けても100%完全に感染症を防げるわけではありません。
渡航時に注意すること5つ:
- 清潔を保つ
- 生水・生ものを避ける
- 蚊に刺されない工夫
- 動物に近づかない
- 予防接種
蚊に刺されない対策として、ディート(DEET)入りの虫除け剤を使用すると良いとのこと。
ディートとは虫除け成分のことで、製品によってディートの濃度が異なります。
先生イチオシは写真一番左の『医薬品サラテクト・リッチリッチ30シリーズ』でした。
(アース製薬公式サイトによると、リッチリッチ30シリーズは12歳以上対象)







よ〜し!これで安心して出発だ〜!