日本→フランス→ポルトガル→ロシア→イスラエル→モロッコ→スペイン→日本
フランスで立ち寄ったパリSGのスタジアムはウォーミングアップ。
本当のWorld TripはここポルトガルからSTART。
当初はロシア(W杯)が記念すべき第1カ国目になる予定だったのですが、
急遽ポルトガルに変更した理由はただ一つ。
ビーチサッカー日本代表の戦いがあるから。
■6月13日夕刻
ロンドン入りしていた友人とリスボン空港で待ち合わせ。
ちなみに友人とは、
冗談半分でポルトガル一緒に行こうと誘ったら二つ返事でいいよと乗ってきた
超フットワークの軽い、フットサル部チームメイトのナナ氏。
みんなの母的存在であり、また、ビーチサッカー情報収集力はチーム1。
今回の旅もいろんな面で”母”に大変お世話になりました。
そんな彼女と一緒の楽しい旅の始まり始まり。
バスとフェリーに乗って、試合会場のある街Costa da Caparicaへ。
到着日翌日、まずは事前に大会のロケーションチェック。
道を歩いていると至る所に大会の看板があってワクワク。
地図を片手に宿のスタッフさんに教えて貰った道を進みます。
たどり着いた場所はなんと、、、
芝のスタジアム
絶対ここちゃいますやん。
なんだかレアな場所に来てしまいました。
結局自力で探すことに。
まだ設営中の会場。
会場近くのビーチでは海水浴を楽しむ人で賑わってました。
(水温はかなり低め)
■6月15日
大会当日。
セキュリティーチェックがかなり厳しく、
缶ダメ、ペットボトルの蓋ダメ、封されているお菓子袋ダメ、
マイボールも没収されかけるピンチ。
早く良い席を取りたいのにと焦る私たち。
通じてるのか通じてないのかわからない英語で
「ここに置いとくから捨てないでね!」と警備員に伝え
ゲートにボールをくくりつけ、観客席へダッシュ。
すると「はい、奥からつめてつめて」と
早く来た人を奥の端っこの席に有無を言わさず座らせる誘導員のおっちゃん。
そりゃないぜ。
こんなの納得いかん、というわけでトイレに行くふりをして席を離れ、
タイミングを見て入りなおし、無事前の席をゲット。
大会参加国は、日本・ポルトガル・スペイン・メキシコの4ヶ国。
日本代表メンバー
監督 | ラモス 瑠偉 | |
コーチ | 牧野 真二 | |
GK 1 | 照喜名 辰吾 | 琉球エリスリナ |
GK 12 | 河合 雄介 | 東京ヴェルディBS |
FP 8 | 小牧 正幸 | ヴィアティン三重BS |
FP 5 | 飯野 智之 | 東京レキオスBS |
FP 11 | 後藤 崇介 | 東京レキオスBS |
FP 9 | 山内 悠誠 | 東京ヴェルディBS |
FP 10 | 茂怜羅 オズ | 東京ヴェルディBS |
FP 6 | 奥山 正憲 | Loewe Yokohama |
FP 3 | 松岡 翔太 | アヴェルダージ熊本BS |
FP 7 | 大場 崇晃 | 東京ヴェルディBS |
※所属チームは大会参加時点
ウォーミングアップを始める選手たち
暑い日差しが照りつける中、12:30 キックオフ
初戦の相手は強敵スペイン
まずはスペインが先制し、奥山選手が1点返して1ピリオド終了。
ハーフタイムショーを終えて2ピリ、3ピリと続きますが、
立て続けにゴールを決められ1−6で惨敗。
(うち1点はオウンゴール)
初戦は厳しい結果に。
シュンとしていたところ、なんとラモス監督が
応援ありがとうと、わざわざ観客席まできてくれてました。
試合終了後、会場近くのレストランで遅めのランチをとりながらビーチサッカー談義。
写真撮ってくださいとお願いをしたら
インカメでちゃっかり自分も入ってくるパキスタン人ウェイター。
ガラナで乾杯。
■6月16日
試合開始前にランチを食べて街を散策。
第2戦目は地元ポルトガル
この試合、かなり面白い展開に。
第1ピリオド、ポルトガルのMadjer選手が先制点を決めるが、後藤選手のゴールで1−1。
第2ピリオド、後藤選手が2点目を決めるも、Madjer選手もすぐに得点し試合を振り出しに戻す。
2ピリ終了間際、Joao Gonçalves選手が点を決め、スコアは3−2。
第3ピリオド、後藤選手がなんとハットトリックを決め、試合は延長戦に!
残念ながらこの白熱した試合を制したのはポルトガルでしたが、
超エキサイティングなゲームでした。
ナナさんが明日一足先に日本に帰るため、
選手に写真・サインをお願いしたところ
試合終了直後でお疲れにもかかわらず快く対応してくれました。
監督、選手の皆さん、ありがとうございました。
ポルトガル最後のディナーは会場近くのハンバーガー屋さんにて。
■6月17日
最終日の対戦相手はメキシコ
ナナさんがいないため今日は1人で観戦、と思ったら
昨日仲良くなったポルトガル親子が隣の席に呼んでくれ、
一緒に日本を全力で応援してくれました。
以前から後藤選手の大ファンという男の子。
トモダチになった印にサムライブルーのシリコンバンドをプレゼントすると
とても喜んでくれました。
フットボールは国境を越える
代表メンバーも気合を入れ、試合前に円陣。
頑張れ日本
先制点はメキシコが決めるも、その後奥山選手が2点、小牧選手が1点、
後藤選手が3点決め、最終6対2で日本が勝ちました。
今大会初の勝ち星。順位は3位になりました。
そして後藤さんが今大会の得点王に。
日焼けしてる私を見て「どこから来たんですか?」と後藤さん。
大阪ですと答えると「大阪オゾン層破壊されてますね」と黒さを突っ込まれました。
世界で活躍されてる後藤選手はとても気さくな方でありました。
ポルトガルまで来た甲斐があった楽しい大会でした。
ビーチサッカーというスポーツをよく知らないという方はこちらの記事もご覧ください。
<ポルトガル旅行記>